1.ゴルフ用ボストンバッグって?
皆さま、ゴルフ用のボストンバッグの存在はご存じでしょうか?
ゴルフのラウンドでは着替えやシューズ、タオル、ボール、小物類、冬であれば防寒着など必要なものがたくさんあります。
キャディバッグは受付で預けてしまうため、ロッカールームに持ち込める荷物をまとめるバッグが必要になってきます。
荷物を入れられるある程度の大きさのバッグがあれば問題ないので、既にお持ちのバッグで事足りてしまうかもしれません。しかし、ゴルフ用のボストンバッグにはゴルフに適した工夫がなされていますので、その魅力が伝われば幸いです。

2.ゴルフ用ボストンバッグの選び方3点
❶シューズ専用の収納スペースがあるか
ゴルフ用ボストンバッグの一番の特徴はシューズ専用の収納スペースがあるものが多いことです。
メインの収納スペースとは別にシューズ専用の収納スペースがある2層式のボストンバッグが便利です。
ラウンドで土がついたシューズと他の物を分けて収納できる、出し入れがしやすいなどのメリットがあります。

❷ショルダーベルトが付属しているか
ボストンバッグは収納力があるので、たくさんものを入れてしまいがちです。
ただ、重くなるほど持ち運びは大変になりますね。そんなときに、手で持つのは大変ですが、ショルダーベルトがあると、持ち運びが楽になります。
ショルダーベルトを使うと両手が空くというのもポイントが高いです。

❸素材は何か
素材は主に天然皮革と合成皮革、ポリエステル、ナイロンがあります。
天然皮革
高級感があり、丈夫で長持ちしますが、重たい、価格が高いなどのデメリットがあります。格式高いコースでも安心して使うことができます。
合成皮革
塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリウレタン樹脂(PU)などを使って、本革(天然皮革)に似せて作ったものです。水や汚れに強く、高級感のある見た目でありながら、本革よりも手頃な価格で入手できます。経年で表面が劣化していくことがデメリットです。
ポリエステル
石油由来の化学繊維です。型崩れやシワになりにくいなどの特徴があります。ポリエステルやナイロンなどの化学繊維を用いたボストンバッグは格式の高いゴルフ場ではやや使いづらいというデメリットがあります。
ナイロン
ポリエステルと同じく石油由来の化学繊維です。丈夫で軽量なのが特徴です。加工しやすい素材であるため、デザインのバリエーションが豊富です。摩擦に強い、燃えにくいなどの特徴もあります。
3.ゴルフ用ボストンバッグのお手入れ方法
汚れに関して
天然皮革
軽い汚れであれば乾いた布でカラ拭きしてください。強い汚れは柔らかい布に皮革用クリーナーを少量含ませて軽く拭き取ってください。
合成皮革、ポリエステル、ナイロン
水か薄めた中性洗剤をつけた布を絞ってふき取り、洗剤が残らないように乾いた布で拭き取ってください。
または、消しゴムタイプのクリーナーを利用することもできます。

撥水効果に関して
繰り返し使用することで、合成繊維(ポリエステルやナイロン)の撥水効果が低下することがあります。その場合は撥水スプレーを使用してください。
4.ゴルフ用ボストンバッグの保管上の注意
雨などで濡れた場合は乾いた布で拭き取り充分に湿気を取ってから保管してください。
合成皮革、ポリエステル
他の素材に色移りし易いので、ビニール袋や他の革製品等に密着させたまま保管しないでください。
ナイロン
雨降りや高温多湿になると水分を吸収し、シワになる可能性があるので、高温多湿を避けて通気性のいい日陰で保管してください。
5.オススメゴルフ用ボストンバッグ20選
6.よくある質問
なぜ、ボストンバッグを使うのでしょうか?リュックサックではダメなのですか?
リュックサックはカジュアルなイメージがあり、ドレスコードが厳しい格式の高いゴルフ場ではマナー違反となる可能性があります。もちろん、近年では服装に対する価値観の変化や、カジュアルなドレスコードのゴルフ場が増えていることなどで、使用できるゴルフ場も増えています。迷ったら、ゴルフ場に問い合わせてみるといいかもしれません。

いざコースデビュー。キャディバッグ、ボストンバッグがあれば充分ですか?
コース用にミニトートバッグがあると完璧です。キャディバッグは主にクラブを入れて、受付で預けます。ボストンバッグは行き帰り用の着替え、シューズ、防寒具、雨具等を入れてロッカーに置きます。コースでは、ティー、マーカーなどの小物類から、ドリンク、タオルなど意外に使うものはたくさんありますが、ボストンバッグほどの大きいカバンを持ち込むスペースはありません。そんなときのために、ミニトートバッグがあると安心です。
どんな形のものがオススメ?
底が大きく、ドームや四角になっているものだと、どこに何があるのか見つけやすく、取り出しやすいのでおすすめです。