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やさしさの追求
ヘッド特性には、2つのやさしさがあります。「ボールのつかまりの良さ」と「打点バラつきを補う安定性」です。
TSドライバーは、この2つのやさしさで、917・915、そして、913を超えました。
「ボールのつかまりの良さ」を向上する為には、重心アングルを大きくすること。
「打点バラつきを補う安定性」をアップする為には、重心回りの慣性モーメントを大きくすることです。

TS2 : 27.1°

917 D2 : 25.1°

TS2 9.5°
917D2より、シャローバックになって、重心が深く・低くなっています。

917D2 9.5°

TS3 9.5°
917D3より、シャローバックになって、重心が深く・低くなっています。

917D3 9.5°
タイトリストの決断 ~ソールの溝をなくす~
「重心アングルを大きくする」・「重心回り慣性モーメントを大きくする」為に有効な方法は、重心深度を深くすることです。
実は、前モデルの917D2・917D3は、ソール部の溝(アクティブリコイルチャネル)があることで、重心深度が浅いヘッドでした。
ソール部の溝は、フェースの下側の打点の時の反発性能を維持し、飛距離低下を防ぐ目的で設けられていましたが、その為に、重心アングルが小さく、重心回り慣性モーメントも大きく出来なかったのです。
TSシリーズは、重心深度を深くすることで、重心アングルが大きくなり、重心回り慣性モーメントも大きく出来ました。
過去のモデルを振り返ると、溝がなかった頃の大ヒットモデル、913シリーズをさらに、進化させたヘッドになったのです。
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913D2
26.8°
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915D2
24.9°
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917D2
25.1°
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TS2
27.1°
飛距離アップの追求
フェース板厚を薄くしている(20%ダウン)。
フェース板厚を薄くすることで、フェースの剛性が低くなり、たわみやすくなり、反発係数がアップします。


以上がTSシリーズドライバーの秘密です。
皆様、いかがでしたか。2つのやさしさを是非、ご体感してみてください。