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【コラムVol.371】2011/07/04 R.ファウラー悪夢の最終日 首位タイスタートも初Vお預け
2011.07.04
 石川遼、ローリー・マキロイ(北アイルランド)と並び、“トリプルR(頭文字にRがつく)”の一角を担うリッキー・ファウラー(米)の米男子ツアー初優勝はまたもお預けとなった。

 ファウラーに初Vの期待がかかったのは先のAT&Tナショナル。ニック・ワトニー(米)とともに最終日を首位タイで迎えながらサンデーチャージどころか出だし直後の2番パー4で痛恨のダブルボギーを叩いて失速。最終組のワトニーと崔京周(韓)が息詰る優勝争いを演じる中、ひとり蚊帳の外に置かれ13位タイの惨敗に終わった。

「今日はすべてが思うようにいかなかった」と敗戦に肩を落としたファウラー。勝負服の全身オレンジのウェアに身を包み必勝を期して戦ったが、ワトニーや崔が微妙な距離のパットをしぶとく沈めるに対し、ファウラーは寄らず入らずの連発で最終日だけで4つスコアを落としてしまった。「昨日までは良いプレーが出来ていたのに最終日はそれが出来なかった。タフなコンディションだったけれど、その中でスコアを伸ばした選手もいるのだから言い訳は出来ない。次のチャンスにこの経験を活かしたい」と、この悔しさをバネに今後の成長を誓った。

 思えば2009年、20歳でセンセーショナルなプロデビューを飾った頃、ファウラーにはすぐにでも優勝に手が届きそうな雰囲気があった。プロ転向直後に出場したジャスティン・ティンバーレイク・シュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープンで7位タイに入ると、その翌週のフライズ・ドットコム・オープンでプレーオフに進出。トロイ・マッテソン(米)に敗れたが、2位タイに入って喝采を浴びたもの。

 翌10年にはウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンで2位。さらにザ・メモリアル・トーナメントでも2位に入り、初勝利への扉を開けるのは時間の問題と目されていた。

 ところが今季はトップ10入りがまだ2回しかなく、賞金ランクも54位とピリッとしない。「ティーショットの精度が上がらず、フェアウェイをキープ出来ていなせいでバーディチャンスが減っている」と自己分析するが、本人の言葉通りフェアウェイキープ率は55.91パーセントで同部門のランキング148位に低迷。それでもバーディは4.44ホールに1個の割合で、これは全体の2位と爆発力は健在。何か1つきっかけさえつかめば劇的な変化を遂げそうな予感はするのだが…。

 だが、マキロイもマスターズ最終日の自滅をバネに全米オープンで圧勝を飾った。ファウラーもこの敗戦を糧に来るべきメジャーの舞台で大輪の花を咲かせて欲しいものだ。

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